6月10日に、むすび会創立60周年記念事業の一つである救急救命講習会をパルティとちぎ男女共同参画センターにて開催しました。
当日は、むすび会員9名と、栃木県神社庁下都賀支部より2名、足利支部内神社の役員より1名の計12名が参加しました。
この研修会は、近年多発する大地震や台風などの自然災害により参拝者や神社職員等が思わぬケガを負う可能性も高まっていることから、正しい救急救命の知識と技術を学ぶために企画したものです。
講師は、DRF宇都宮の照井祐徳さんと、土肥隆太さんに勤めていただきました。
午前の部は心肺蘇生やAEDの使い方を中心に学びました。
午後の部は、止血法と止血帯(CAT)の使い方を学びました。
今回の講習会は一般的な救急救命講習会とは異なる実践的な講習会にしたいとお願いをしておりましたので、照井さん土肥さんには多くのご配慮をいただきました。
元陸上自衛隊員であり現在も即応予備自衛官として訓練に参加されているお二人のおかげで、イスラエルバンテージやCATの使い方も学ぶことができました。
誰かが倒れていた時、流血していた時、救命のために1歩を踏み出すことができるか否か。
その1歩を踏み出す勇気を持つために、こうした救急救命の知識は大切だと実感しました。
文章:研修・広報委員会 根本
写真:研修・広報委員会 櫻木